砂漠の旅 嘘の町

しかし心は半壊のまま
 
しかし僕は動く肉塊

夜に

たき火の光に

あぐらをくんで

僕をみていた



君が 望むのなら


君が


いきる


あり方を言う



可能性 に 過ぎないが







          ッ…

   ガゴハァ
グ  




たたき割ってく優しさが

僕の脳を洗っては

閉じなさいと声をかけるの


本当に僕はただ純粋に

どこまでも続く空白の中 陶酔の坩堝の中を

半壊のまま漂っていたい


甘く 白い 欠片を

温めては洗い 流し

残った水滴を小さくなめる

あの
ささやかな絶景を求めて





回り 回り 野原には


焼けた草を
焼けた土を


でも
どこまでもつきないから



見上げた

空を


ぽとん

砂漠の旅 嘘の町

砂漠の旅 嘘の町

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 青春
  • 冒険
  • 青年向け
更新日
登録日
2017-06-29

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