本当は、これが、青春。 高校3年の夏休み。だらだらと、重苦しく流れていく時間。空っぽな夏を埋めたい、ただそれだけ。ほとんど活動していない映画部で、私は映画を作り始めた。必死になってみたかった、誰かみたいに。 空の底でもがく、2つの世代のくすんだ青春。 回っていく。映画のフィルムのようにからからと、小説のページのように、ぱらぱらと。
文乃、はるか、美古都、美帆。4人の少女たちが語るそれぞれの恋の物語。雨音がささやく中で、見つめあうのは…切なさに胸を締め付けられるのは、きっとあなただけじゃない。
真藤朱理はコックリさんに似たセーメイ様という占いをする。 コックリさんより安全と言われるが、セーメイ様は帰らず使っていた10円玉と紙が燃え上がる。 翌日、セーメイ様をやった友達の様子がおかしくなり、朱理は叔父に相談するが、叔父は超常現象を認めてくれない。 ところが様子がおかしくなった友人が行方不明になり……
魔導士の少女が個性的な仲間と共に旅をするファンタジー、第一弾。 旅を続けているうちに彼女自身の謎や世界の真理が明らかになっていきます。 父の言いつけでいきなり旅をする事になったシナ。途中で出会った少年、ジャンヌと共に森でトルシェ王国の王女達に出会うが、トルシェ王国は今、大国と敵対している最中で、シナ達は巻き込まれてしまう。
川内と神通の訓練も大詰め。艦載機、偵察機の操作訓練、対空訓練。そしてバリアを使った防御と回避の訓練で二人の基本訓練は全課程を終えようとしていた。 艦これ・艦隊これくしょんの二次創作です。なお、鎮守府Aの物語の世界観では、今より60~70年後の未来に本当に艦娘の艤装が開発・実用化され、艦娘に選ばれた少女たちがいたとしたら・・・という想像のもと、話を展開しています。 2017/08/09 --- 全話公開しました。
「元は理想郷の完璧だった世界『シュディアー』 夢も希望も無くしたこの世界では『龍』という巨大災害生物が人口調整をしていた。 だが国同士の争いはなく、『亜人種族』という人間より上位の存在に管理されていたのだ。 スレイプーン王国の王が『勇者召喚』を行なったことで,バランスが崩れてしまう。 勇者鎧を身に纏った七人の勇者は龍を倒してしまい、人を脅かす大きな存在が居なくなってしまった。 ここからスレイプーン王にとって思いもよらない事態が発生する。 勇者達が使命を果たしたのに、元の世界に帰れないのだ。 世界最強の武力を持った勇者達は恐れられ、欲しがられ、それから数年後である。 帰れない勇者達によるスレイプーン王国制圧が始まった……」 これは復讐劇なのかもしれない。 誰の? 誰への?
主人公・みのりはこの春に就職したばかり。同時に始めた一人暮らしに、寂しさを感じ始めていた。そんな時、部屋に黒猫が突然現れた。猫らしくない黒猫の様子に首をひねるみのりだったが、飼うことにする。ひとりと一匹の共同生活が始まると、黒猫は「自分は人間だ。」と言い出した。《全14話》 乙女ゲーム風です。ある程度時代考証はがんばってみましたが、なにぶん素人ですのでご容赦ください。