主人公・透也は、同じクラスの、ほとんど人と話そうとしない少女、鈴音のことが気になっている。親友の杏里も、密かに同じことを思っているようだ。しかし透也は、鈴音のことを素直に好きだとは思えない。蝶のように儚い感じのする鈴音を、なぜか憎いと思ってしまう自分がいる。 鈴音と関わりだしてから、仲の良かった透也と杏里の二人に少しずつ亀裂が生じ始めるが・・・。
幼い火種が、いつか花火になって。
この世の情け深き事、谷のごとし。
自叙伝みたいなものの断片です。
ある冷たい、雨の日に。
ほのかな悲しみを抱いて、生きていく。
二人を分かつは、天の川。
細やかな気配りが、人を少し幸せにする。
親愛なるサリーへ。
誰かに叱られたいわけじゃない、君に叱られたい。そんな人、あなたにはいる?