第七回浜松私の詩コンクール一般の部浜松市長賞
36歳で膠原病を発症し、ピアニストとしての道を断たれた 田中希代子が、その晩年にたどり着いた境地とはどのようなものであったのか。
いつも幸せを運んでくれる、黄色いコーヒー屋さんのお話。
私は、人生の初めてを知らない。未来ばっかり、余計に知っている。
彼氏が自殺した。他の女と一緒に。涅槃に至ろうとでも言うのか。今では真相は闇の中だ。
書き直し版
フキコのフキは大ぼら吹きのフキ、嘘つきのフキちゃんと、音楽を愛する気弱な小学生佑と、愉快な仲間たちとが織り成すハートフルファンタジー。第十九回小説現代新人小説賞第一次通過した作品です。