本当は、これが、青春。 高校3年の夏休み。だらだらと、重苦しく流れていく時間。空っぽな夏を埋めたい、ただそれだけ。ほとんど活動していない映画部で、私は映画を作り始めた。必死になってみたかった、誰かみたいに。 空の底でもがく、2つの世代のくすんだ青春。 回っていく。映画のフィルムのようにからからと、小説のページのように、ぱらぱらと。
文乃、はるか、美古都、美帆。4人の少女たちが語るそれぞれの恋の物語。雨音がささやく中で、見つめあうのは…切なさに胸を締め付けられるのは、きっとあなただけじゃない。
真藤朱理はコックリさんに似たセーメイ様という占いをする。 コックリさんより安全と言われるが、セーメイ様は帰らず使っていた10円玉と紙が燃え上がる。 翌日、セーメイ様をやった友達の様子がおかしくなり、朱理は叔父に相談するが、叔父は超常現象を認めてくれない。 ところが様子がおかしくなった友人が行方不明になり……
俺は、鈴広一平! 家は東京浅草でガラス風鈴を作る職人家業を営んでいる。 屋号はそのまま「鈴広屋」。かまぼこで有名な店とは全く関係ないぜっ! 江戸時代から続く鈴広屋は、俺のじっちゃん・親父も職人で、俺はその七代目。 ガキの頃、呪いの風鈴ってのをぶっ壊してから、何となく俺の人生はジリ貧状態。 大怪我するわ、痴漢に遭うわ、ホモだと言い振らされるわ……。 人生の要所でやってくる風鈴の不幸! 今では、住み込み職人の熊さんと幸四郎さんに助けられながら、何とかやっているけどよ。 この調子で、立派な七代目になれんのか? オレ、大丈夫か!? ※本作はゲイ小説です
「元は理想郷の完璧だった世界『シュディアー』 夢も希望も無くしたこの世界では『龍』という巨大災害生物が人口調整をしていた。 だが国同士の争いはなく、『亜人種族』という人間より上位の存在に管理されていたのだ。 スレイプーン王国の王が『勇者召喚』を行なったことで,バランスが崩れてしまう。 勇者鎧を身に纏った七人の勇者は龍を倒してしまい、人を脅かす大きな存在が居なくなってしまった。 ここからスレイプーン王にとって思いもよらない事態が発生する。 勇者達が使命を果たしたのに、元の世界に帰れないのだ。 世界最強の武力を持った勇者達は恐れられ、欲しがられ、それから数年後である。 帰れない勇者達によるスレイプーン王国制圧が始まった……」 これは復讐劇なのかもしれない。 誰の? 誰への?
主人公・みのりはこの春に就職したばかり。同時に始めた一人暮らしに、寂しさを感じ始めていた。そんな時、部屋に黒猫が突然現れた。猫らしくない黒猫の様子に首をひねるみのりだったが、飼うことにする。ひとりと一匹の共同生活が始まると、黒猫は「自分は人間だ。」と言い出した。《全14話》 乙女ゲーム風です。ある程度時代考証はがんばってみましたが、なにぶん素人ですのでご容赦ください。
「恋人になります」 あなたの好きなように、好みの恋人として過ごさせていただきます。そんな僕たちの、あなたとのファイルです。
高校生・我妻真詞はある日、自分に姉がいることを知る。その姉は7年前、「紳士様」に仕えるために家を出たのだという―― 行方不明の姉を捜すために向かった先で、真詞は自らの過去を知り、不思議な事件に巻き込まれていく。 非日常系ゆるふわ時折シリアス物語。
新しい日々を送っていたリコに、ある日、いつかのマリの言葉が甦る。 ”本当に縁がある人とは、例え今は離れたとしても必ずまた巡り会うわ。” 最後のキーワードが揃った時、ふたりの運命は動き出す・・・。 【眠れぬ夜は君のせい】の続編 最終章。