京都での恋愛模様の前に、法律実務のsceneが登場するのが「京綾乃と」との違い。広域暴力団も登場。晴明の十二天将を話し出す女性は、おそらく紫式部が祖先と思われるが、其れでは主人公はと言えば、どうやら祖先は安部晴明のようである。序章で終わっているが、京都を舞台に二人のドラマが始まる。
お父さんの放浪癖のせいで家族は離散寸前。中学生の鈴香は伯父さんのところに預けられたけれど、そこは寂しい山寺。新しい学校にもなじめないし、変な先客の居候はいるし、もう最低。 居候の名前は仁類。オレンジの髪で、背が高く、すごくぼんやりしている。だって正体は、狸だから。
コロナで中止になった阿波踊り。リモート阿波踊りでVR演舞場へ。コロナも台風も関係ない。いつでもどこでも阿波踊り。自室で、病室で、老人ホームでゴーグル一つで演舞場入り。熱気に包まれようとそこはバーチャルリアリティー。”密”は映像に過ぎない。踊り手もリモートだから感染しない。疲れてゴーグル外したら自分の部屋。エアコンのきいた部屋で一休み。そしてゴーグルつけたら再度演舞場の中。YouTubeで中継するから世界中からアクセス。