某電子歌姫様の楽曲からイメージ。 錆び付いた街――その名も『廃材街(はいざいがい)』。中心地に位置する富裕街とそれを囲むように成り立つ貧困街。 その街に住む不運を辿る少年・シュン。 彼が路地裏で出会ったのはまるでパンダのように目の周りが黒い少年・マオだった。 二人の少年が歩む道筋とは――。
五年前ウチにやってきたのは、スコティッシュフォールドの三毛猫。性別は女の子。くりくりの目に尻尾はシマシマですっと長い。生後二か月ほどの可愛らしい子猫は、成長するにつれ態度が大きくなっていく。そして大人になる頃には、ウチの女王様と化していた。そんな「猫」と「わたし」との日常生活。
川内と神通の基本訓練、艤装の概要説明、そして砲撃訓練。二人は異なる反応を示しながら学習と訓練を続ける。 艦これ・艦隊これくしょんの二次創作です。なお、鎮守府Aの物語の世界観では、今より60~70年後の未来に本当に艦娘の艤装が開発・実用化され、艦娘に選ばれた少女たちがいたとしたら・・・という想像のもと、話を展開しています。 2017/05/17 -- 全話公開しました。
兄の葬儀で帰郷した美佐枝は、祖母に頼まれて故郷の風習である“ムカサリ絵馬”を描く。この世で独身のまま死んでいった者があの世で伴侶を得られるよう、遺族が夫婦の肖像を描いて寺へ奉納する慣わしなのだが、死者の伴侶となる者の顔は架空の人物でなくてはならず、間違って生きた者を絵馬に描くとその者も一緒にあの世へ行くという禁忌があった。兄同様独身で暗い都会生活をしていた美佐枝は、地元の同級生だった珠子との再会をきっかけにムカサリ絵馬の禁忌に触れる。
夏の暑い日、私は不思議な幼女と出会った。 その幼女はいきなり私に、「血をください」と言った。 吸血鬼かと思ったが、幼女は違うと言う。 ホラー映画か? リアルっぽくないが、確かに目の前にはそう言い放った幼女がいる……。 (これは読み切りです。 段々間延びしてしまったため、ここで区切った方がいいと思ったところまでで公開します)
良いも悪いも、白いも黒いも、全部混ぜこぜ。大層なものじゃないけれど、人を好きになるって、そういうことではないでしょうか。
終礼が終わり帰り支度をしているときだった。教師が「学級会議をするから、少しみんな席についてくれ。」というのだ。口々に文句を垂れる級友たちに意を介さず教師は続けた。「これはとても大事なことなんだ。よく聞いてくれ。」語気を強める教師に対して、席につきはしたものの口を閉じる気配のない級友たちに辟易しつつ、僕は荷物を鞄に入れる手を止めた。教師は全員が着席したのを確認するように教室を見まわし、黒板に書き始めた。
霞も断つと謳われし、天下無双の女武芸、その名もマーシャ・グレンヴィル。闇を引き裂く剣閃が、王都に蠢く悪を斬る! 古来より武勇が尊ばれる島国、シーラント王国。 天下泰平の世にあっても、この国では武術というものが非常に盛んであり、人々にとっては欠かせぬ存在である。 マーシャ・グレンヴィルは、そんなシーラントにあって、齢二十にして無双と謳われた女剣士であった。ゆえあって、彼女が若くして一線を退いてから数年。二十八歳になったマーシャは現在、王都レンにて貸し部屋業を営みながら日々を暮らしている。 大都市レンにて日夜巻き起こる、怪事件に難事件。剣士マーシャは、その卓越した剣技をもって王都にはびこる悪に立ち向かう。