Web小説書き。31040という筆名でも活動しています。
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宇宙ステーション「アテナ」の最下層に広がる、巨大な情報アーカイブ。そこには本来存在しないはずの『幻の階層』があると囁かれていた。 アーカイブ司書のカシオは、友人キアズマが探索中の事故で行方不明になってから後悔と罪悪感に苛まれていたが、ある日、データ転送用旧式リフトに存在しない「LEVEL10」が表示されているのに気づく。そして『幻の階層』でカシオが見たのは――。
VRMMORPG「アナザー・ガーデン」。美麗で幻想的な架空世界の「鏡像の森」でわたしが出会ったのはイズミ。彼女はゲームの奥底に眠る使われることのなかったデータが集まり、人格を得たもの――だったのかもしれない。
この世界はゲームなの。あたしのアバターが〈モエ〉 高校生のユウタはクラスメイトのトウカを特別に思っていたが、映画撮影に来ていたタレントのモエと出会い、彼女に惹かれるようになる。そして、モエからいくつかの秘密を明かされた。それは、この世界がゲームで、モエはアバターだということ。ユウタの担任の高波がモエと同じプレイヤーで、彼女の恋人だということ。ユウタはモエへの気持ちを諦められないでいたが、〈現実〉の彼女は余命いくばくもない状態だった。