佐々木三郎

サラリーマン、自営業を経て年金暮らし。5年前から海外で時間を持て余す中、思いついたことをつづる毎日、

 日本を離れ異文化の中で暮らすと、自分が日本人であることを感じさせられる。インチック(シナ人)かコリアンかと訊かれるとカチンとくる。戦後の進駐軍は英米がほとんどであったから外国人はアメリカ人と多くの日本人が思ったのと似たようなものであるが。

 ここフィリピンは中韓、欧米の外国人が多く住んでいる。私は英米仏独の友人はいるが中韓とは付き合う気になれない。品性が卑しいからだ。友人は日本に一目置いているから気分がいい。70年前に日本は英米とここで激戦を演じたのであるが、夏草や兵どもの夢のあと の感はぬぐえない。戦跡はその昔を生々しく語るが戦争を直に体験していないので無理からぬところであろう。

 昨年台風30号ルワンダによって壊滅的被害を受けたレイテ島は隣の島だ。最大の市タクロバンはマッカーサーの上陸記念日が毎年10月20日に開催されている。日比米英豪の大使が列席してそれぞれの国旗を掲揚する。 Ishall return.I have returnned. との言葉は彼を一躍英雄にしたのであるが、日本軍にマニラを追われ、さらにコレヒドールからシドニーに逃れた4年間は屈辱の日々であったはずだ。

 彼は「出て来いミニッツ、マッカーサー 出てくりゃ地獄へ逆落とし」と馬鹿にされながらもGHQ最高司令長官を務めたのであるからわからぬものである。彼は戦時中日本では腰抜け将軍と言われたのが戦後は神様仏様マッカーサー様となったから日本人の節操も大したことはない。彼は軍人としてより政治家に向いていたのであろう。日本の戦後体制は彼の指揮の下形成された。

 海外から日本を観ると独立国とは思えない。米国の妾か愛人か。せめて正妻でないと日米安保は全うできまい。駐留基地を半減しろと言いたいが、私が生きているうちに基地が返還されることはあるまい。まあ、若い人に頑張ってもらしかあるまいと思うこの頃である。

椰子の風に吹かれて

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空を飛んだデミー

人間の父母にそだれられた鶏デミーは、二階の屋根よりも高いアカシアの木を飛び越えさせようとの父の夢を実現すべく飛翔の鍛錬を心がけるようになる。人の思いは鳥にも通じるのかも知れない。 スズメ一家との交流の中でデミーはたくましく成長してゆく。両親の深い愛情とスズメの美奈の声援を受けて大空に向かって飛んでゆくのだ。人も鳥も自分に関心を寄せてくれる存在が幸せにしてくれる。

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