小説と映画が好きなアマチュアです。
趣味で小説を書いているアマチュア小説家です。
ジャンルはアクション、ハードボイルド系、オマージュが多くちりばめてあります。
ペンネームは、俳優の柄本明さんと薬師丸ひろ子さんの名前からとりました。
何ぞと宜しくお願いします。
映画「探偵物語」から約30年、舞台を現代の東京に移し、ヨレヨレの中年探偵とピチピチの女子大生が、難事件に頭脳戦で挑む! あらすじ 東京某所のコンビニで広域暴力団 森村組の若 森村政男が刺殺された。 しかし彼は、絶命間際に一通のファックスを大富豪、室井直美のもとへ送っていた。 見知らぬファックスが届いた翌日から、直美の身の周りが異様な様子になり、直美はボディガードとして探偵 辻山を雇う。 初めは辻山を嫌がっていた直美だったが、次第に彼の人間的優しさに惹かれ始める。 そんな中、暴力団森村組を巻き込んだ難事件が、二人のもとに飛び込んできた。 辻山の友人探偵、工藤の力も借りて、証拠を集めた直美は事件を解決できるのか? そして、辻山と直美の恋の行方は? ミステリーの中にアクション、恋愛を取り込み、青春まっしぐらの女子大生が様々な経験を通して一人の「女」へと成長する様子を描いた快作。
薬師丸流ハードボイルド炸裂! 一人の少女を守り抜くため、男は立ち上がる!! あらすじ 日本の五本指に入る凄腕殺し屋・岡倉浩一は、神戸で裏切りにあい、夜行列車で相席した少女、明子に介抱してもらう。 列車を降りてもついて来る明子を厄介払いしようとする岡倉のもとへ、明子の父親を名乗る男・和典が現れ、いきなり明子を殴りつけたのだ。 状況が飲み込めず、勢い余って出て行ってしまった明子を心配し、同士の二階堂と探しに出た岡倉が目にしたのは、自分の居場所を聞き出そうとした男の拷問にあい、聴力を失った明子の姿だったのだ。 自分の行動を悔やみ、明子を守り抜くため、二階堂、和典とともに一丸となって闘う決心をした岡倉だったが、彼らに差し向けられていたのは、依頼人の神崎が岡倉と明子を消すために送り込んだ、腕利きの殺し屋達だった。 やがて明子の出生の秘密を絡め、事態はより複雑化していくのだった・・・
17歳の博子は、物心がついたころから母親がなく、大学の教授で心理学研究員の父・五郎と二人で生活していた。 ある日、博子は持病の対人恐怖症を克服するため、五郎に連れられ大学を訪れる。 病気の克服のため必死に人々とコミュニケーションを取ろうとする博子は、いつの間にか父とはぐれてしまう。 そんな中、大学の機密情報を狙った自爆テロが起こり、迷っていた博子は事故に巻き込まれてしまう。 爆破による衝撃で多量に出血してしまった博子は輸血が必要になるが、不運にも彼女は希少血液型・ボンベイ型だったのだ。 薬師丸明が描く「蘇る太陽」の姉妹編、新感覚の連続ドラマ型小説で登場!
救急搬送された博子は、輸血が必要になるが、彼女の血液は希少血液のボンベイ型だった。 24時間以内に輸血をしないと命が危ない。 医師達が頭を抱えていたその時、一人の青年が名乗り出る。 彼こそ博子を救った若き刑事・河内 剛だった。 剛の輸血により一命を取り留めた博子は、彼にほのかな恋心を抱き、同じく剛も彼女に惹かれるが、博子の体はもっと深刻な状況に陥っていたのだった・・・ 病気と愛の発端を描きだした青春の純愛物語、第二話登場!
事故により娘・博子が白血病に犯されていることを、これを外部に漏らしてはいけないと上司・小野寺から言われた五郎は、葛藤の狭間にあった。 博子に白血病の症状が現れ始める中、刑事の園田が事故による被害について、何かを嗅ぎつけようと五郎に接近し始める。 その上、博子と歩いていた剛が不良と喧嘩になり、たまたま居合わせた園田も巻き込んで大騒動に展開してしまう。 そんな中、突如五郎達の前に家政婦を名乗る一人の女性が現れ、家に住み込み始める。 それは、博子こそは知らなかったが、彼女を産んで姿をくらましてしまった、博子の母親だったのだ。 不治の病、初恋に続く激動を描く三話!
長澤家に家政婦を名乗る博子の母、たか子がやってきてから三日、特に何事もなく過ごしていた一家だったが、博子の留守中にカウンセラーの素子が家を訪ね、博子の様態がおかしい事を五郎に尋ねる。 これ以上隠し続けることはできないと考えた五郎は、素子とたか子に博子が白血病であることを明かしてしまう。 その頃、博子と出かけていた剛は、何気なく彼女の着替えているところを覗いてしまい、少し気まずい空気になる。 しかし二人は、このことで二人の愛情が一歩、大きな前進を果たしたことを実感する。 その晩、五郎はたか子を問い詰め、17年前の話を聞きだす。 しかし二人の話をじっと聞いていたのは、なんと博子だったのだ・・・ 新しいステップへ導かれる愛とは裏腹に、驚愕の真実が露出する、絶対に見逃せない四話‼
夜中に五郎とたか子の話を聞いて、たか子が自分の母親であること、父の権威が金で作り上げられたことに絶望した博子は、ついに家を出てしまった。 博子の捜索が進む中、剛の携帯電話に博子からメールが入る。 メールで呼び出された剛は、一人博子が居ると言うあの掘立小屋にむかう。 そこで見たのは、まるで映画「潮騒」のように、全裸の体を大きなタオルで隠した博子の姿だった。 あの時剛が覗きをしたときの彼の気持ちを察していた博子は、剛にお互いに全てをむき出しにして愛を確かめ合っても良いのではと投げかける。 博子の愛を受け止めた剛は、大きくうなずいた。 暗く小さな掘立小屋の中、小さな焚き火の火に映る裸の二人を、そっとカメラに収める人物がいた。 後日、剛の元に謎の男から、あの掘立小屋での写真が送られ、彼は口止め料として10万支払うことを要求される・・・ 二人の純愛が導く、戦慄の結果とは? 急展開の第五話‼
謎の男・ヒットラーからの脅迫を受け、金を払い続けていた剛の懐はもう尽きそうな状態だった。 何も知らされていない博子は、今まで行方知らずだった母が現れたことに続き、だんだんと人が変わって行く剛を見て精神的ダメージを受け、病気を悪化させ入院する事態に陥ってしまう。 博子に脅迫のことを知られずには済んだが、剛は苦肉の策として脅迫者との直談判に出る。 しかし相手は応じず、写真を関係各所にばらまくと言って消息を絶った。 ピンチに陥った剛が頭を抱える中、殺人事件発生による出動要請が出る。 現場に駆け付けた剛が見たのは、無残に殺された脅迫者の姿だった。 現場検証を行っていた剛は、彼が強請に使ったあの写真がないことに気づく・・・ 脅迫者の死、剛しか知らない写真に隠された動機とは? サスペンス調で描く六話登場‼
脅迫者・ヒットラーこと田沼志郎の死体から目黒署宛ての封筒は見つかったが、例の写真が出て来なかった事を不思議に思う剛の前に、突如元カノの藤倉美紗樹が現れる。 彼女はここ一週間、剛を付け回し博子との関係を掴んでいたのだ。 博子と別れ、自分とやり直そうと哀願する美紗樹を、剛は一蹴してしまう。 数日後、博子からかかってきた電話の彼女の声に異変を感じた剛は、指定された場所に向かう。 そこで彼が見たものは、博子と剛を葬ろうとする美紗樹の姿だった・・・ 次なる刺客は剛の元カノ? 新たな展開を見せる七話、嫉妬の果てに異常者になった女を前に、剛の決断とは・・・
五郎とたか子が恐れていたこと、それは12年前、まだ五歳だった博子を誘拐し、彼女を対人恐怖症にするきっかけを作った男・蛯原が出所することだった。 そしてついに出所の日が来て、何も知らない博子は、道で蛯原が傷を受けた現場にたまたま立ちあってしまう。 良心から対人恐怖症を忘れ蛯原を助けた博子は、近場だと言うことから剛の家に彼を連れ込み、介抱する。 やがて傷が良くなった蛯原は博子たちに礼を言って剛のアパートを後にする。 そこへ入れ違いにやって来た園田は、博子たちに蛯原の顔に見覚えがあることを伝える。 翌日署に来た剛は、同僚の上杉から蛯原が博子誘拐事件の犯人だったことを告げられる。 ついに博子の出生の秘密が明らかになり始める第八話。