スマホを小窓に例えて、ネットを雄大な自然に置き換えて、その世界の広さと狭さを知るためのお話。 広さは、果てしないこと。狭さは、自分の心すらもその世界の人には見られてしまうことにあります。1対多の怖さですね。ひとりの心で、不特定多数の心にかなうはずもなく。 やがて、魅せられた世界に取り憑かれてしまいますが、気づかせてくれる存在もあります。 小さな広い世界に、少しの矛盾を感じながら、読んでいただけたらなと思います^^
若い方は、30代なら間に合うので、脚本家なら可能だろう。あらすじを書いてみて脚本様に変換するのは非常に簡単な手段。其れで、小説は遥かに難しいレベルのものなので、やはり、年齢に関係無く・・いや、寧ろ経験が豊富な方が小説家には適していると言える。 特に、純文学を書けるものは優秀で、逆に筋書きだけで空想の部分が多く、お決まりの漫画も、少女の胸が巨大だったり、パンツが見えたりするのは小説でも文学でも無く、単なる娯楽作品で、金銭を求めている事もありありと分かる。世界中がレベルを上げる事はもう無理なのかも知れず、非常に残念な事と言える。
「あなたが残るなら、果穂子は百年も、千年も、永遠にまでいきませう──」 司書として働く六花はある日、図書館の大机の裏にびっしり日記が書いてあるのを発見する。その日記の秘密を紐解くとき、ある少女の一生と、命を賭けた美しい仕掛けが動き出す。
七年に一度、宇侘(うた)八幡宮で奉納される猿楽(さるがく)『紫桜(しざくら)』。 大学生の僕・森崎浩司は、この珍しい伝統芸能に心惹かれて山間の温泉郷・深津峡(ふかつきょう)を訪れた。朗らかな女将(おかみ)の蘭さんと、その娘で責任感の強い水菜さん、天真爛漫な果林ちゃん、そして白装束に身を包んだ桔梗さんという個性的な三姉妹と出会った僕は、いけすかない写真家・妹尾(せのお)夕介に振り回されつつ、猿楽『紫桜』上演に立ち合う。 そして僕は、決して出会うはずのなかったある人物と出会うことになったんだ──。 ──幽玄のしらべに少女たちの物語が響き合い、此岸と彼岸が接するとき、止まっていた時が静かに動き始める── 山深い温泉郷を舞台に、薪能(たきぎのう)をモチーフとして展開する、長編青春小説! 【2016年2月15日全面改稿出来】 ※ 縦書き閲読推奨。
封神演義にはまったころ少し書いた作品です。紂王妲己というけもの道カップルで、藤崎竜さんの漫画ではまったのですが、藤崎版で書いておりません。Pixivにあげた殴り書き漫画でその片鱗は出ているのですが、ちゃんと小説にしてみようと思って書き始めたのですが未完のままです。これも登場人物が非常に多くて、最後まで書くとなるとかなりの分量になります。読んでいただけるだけでもありがたいことで、今回蔵出しということで出してみました。