カット版・特殊感覚ファンタジー❖Cry/シリーズR・C3❖ 長い未練を叶え、妹を助けることができたヒト殺しの少年は、妹に会わせるために養母を迎えに魔界へ踏み入る。悪魔と化した養母の下で、少年を襲う悲しい試練とは。 image song:Stop And Stare by OneRepublic
それぞれの人の心には、 小さな年月天が住んでいる。 幸せを望み、純粋を求め、自由を渇望し、心配事のない世界を願う。 祈りの心は宇宙のように広く、思考は星河のように流れる。 ある年のある月のある日に生まれた年月天は、この時代の人々が信じる様々な神々を崇拝する。それは「八百萬の神々」と呼ばれるものだ。 そして、主人公の年月天は、本來は平凡な存在であるはずだった。しかし、彼は6歳の時に母親が亡くなり、彼女の能力を意外にも受け継いだ。それは十二月天の守護精霊とコミュニケーションを取ることができる能力だった。
劫歴2021年。長年人類を悩ませてきた神の居場所を見つけるべく、12の亜神が聖夜に集った。だが、その長にして最高天に坐しますはずの7thだけが現れなかった。
久遠の昔、火が虚空に灯って生まれた僕たちは秘められし人生の美妙な謎、神のレゾンデートルを探す旅に出た。今さら帰らない!
†Cryシリーズ・A版③† 「殺戮の天使」を思い出せない少年は己を見失ってしまう。少年に殺されたはずの黒の守護者は殺戮の天使に近付き、事の裏では太古の「神」が徐々に少年と周囲を追い詰めていく。C2下編・完結。1章2万字以内 image song:Counting Stars 2023 version by OneRepublic
宇宙へ旅たち、二つの惑星にであう。年に一度惑星同士接近し、大気がつながり、飛行船が飛ぶ。その住人たちは不思議な子作りをしていた。夫婦星と名付けた。
†Cryシリーズ・A版②† 特殊感覚者の伝奇系ファンタジーCryシリーズ・一応単独で読めます。記憶喪失の少年の元に、旅に出ていた妹分が帰ってきた。妹分が連れる魔法少女水華と共に少年は天と魔の争いに巻き込まれ、「黒の守護者」と敵対し、思いがけず「殺戮の天使」と再会する。C2上編。1章2万字以内・下編に続く。 image song:イカロス by pierrot
忘我の日、否、この言葉ではない。我(アートマン)を忘れ、宇宙(ブラフマン)と一つになった日を言い表すべき言葉は他にある。終末日、世界創造前夜、涅槃。これではない。そうだな。ニブルヘイムへと遊泳する天上楽園の乙女らのように柔らかく、輪転する火がすべて搔き消えるが如く静かで、凪いだ渚に時流の断絶が映るように虚しく幸せだったその日に抱いたクオリアを伝えることのできる言の葉など、記号などもはやない。だが、我らの永遠神話を語ることはできよう。 これは終末と永遠の物語。