部長、布施が食中毒で入院してしまった。それでも舞い込む相談部への依頼。今度は美術部の3年生。さぁ、残された部員たちでどう立ち向かう?
生徒会相談部。それは生徒たちから寄せられる悩みを迅速に解決す部署。そんな目的で集まった部員たちは個性派揃い。部長の布施に密かにあこがれる鞘脇は、布施の目に留まるように必死に努力するが・・・。
【第125回フリーワンライ】 使用お題:言葉とは裏腹に ジャンル:オリジナル 備考:Twitterで開催しているフリーワンライに参加した際の作品です。しょーもない笑い話です。さくっと読めますので宜しければどうぞ。 超備考:新作書いたらTwitterで告知してます。宜しければ。http://twitter.com/drawingwriting
【第122回フリーワンライ】 使用お題:逃がさないよ ジャンル:オリジナル 備考:Twitterで開催しているフリーワンライに参加した際の作品です。少し不思議な感じのお話。さくっと読めますので宜しければどうぞ。 超備考:新作書いたらTwitterで告知してます。宜しければ。http://twitter.com/drawingwriting
社員食堂は、ほぼ満席だった。野菜炒め定食の載ったトレイを受け取り、空席がないか見回していた千野は、思わずニヤリと笑った。千野がひそかに好意を寄せている、秘書課の鮎原美絵の前の席が空いていたのだ。千野は、「どっか空いてないかなあ」と聞こえよがしに......
「ゆうちゃん、自分気がついちゃった! 池袋のアニ○イト行ってない!」 「うわぁぁぁなんということだ 押しキャラのグッズ買ってない!」 「自分も限定品のラバーストラップ買ってない!」 「悲劇だ」 「いや、ゆうちゃん、自分は生産職だ!」 「レベルをあげればフィギュアも作れるってことか‼」 この話の中に夢要素と腐要素はでてきません
あのさ、ちょっとぐらい年が上だからって、エラそうにすんじゃないよ、バカアニキ。毎日学校から帰るなり、ゲームばっかりやってさ。高校生にもなって、成長しないにもほどがあるっての。しかも、すぐにあきちゃってゲーム機放り出してさ。だったら、少しは......
当然のことだが、健一が物心つくころには、そばに姉の千代子がいた。健一が思い出せる一番古い記憶は、千代子に命じられて縁側から飛び降り、ひざ小僧をすりむいて大泣きしたことだった。もっとも、それが何歳だったのか、誰の家の縁側だったのか......