あらすじ:出海浪親が蟻螂(喜林義郎)の小屋から穂乃を奪って十二年。浪親は山賊から城主、征夷大将軍となり、義郎も兵卒から大名に成り上がっていました。そして穂乃は、身ごもっていた義郎の子(珊瑚)を、浪親の妻として育てます。 穂乃が人質に出されている間に義郎とよりを戻していたという讒言を真に受けた浪親は、穂乃、義郎、珊瑚への憎しみを抱くようになります。 将軍となった浪親が、山賊時代に澄んでいた村で思うこととは・・・。
広島原爆投下から80年が経ってしまった。 自分の周りを見渡しても、戦争と平和について真剣に話をする人が誰もいない。 私が今、思うこと。
あらすじ:母がさらわれて来た時にはすでにお腹にいたので、珊瑚が出海浪親の実子ではないというのは、皆の知るところでした。珊瑚の実父が誰かと言うことは、それまで上噛島城で大きな話題になったことはありませんでしたが、彼と同じ色の瞳を持つ喜林義郎という男の出現により、急に取りざたされるようになったのです。噂は、もちろん浪親の耳にも入ります。
子孫繁栄を願う土偶は女をかたちどったものが多い。男のものがない理由を探る考古学者。縄文の地層から見つかった胞子から生えた茸がそれを解決する。
川に浮く死体に必ず茸が生えていた。流行病の土左衛門だ。船頭の又吉は頼まれた荷物を荷車に積み遠くの屋敷に運ぶ。そこから又吉の運命は変わっていく。茸にくわしい又吉が病を治す薬を見つける手助けをする物語である。
あらすじ:珊瑚は、生まれる前に母がさらわれ、その男と結婚したので、出海浪親を父として育ちました。父は上噛島城の主であり、何不自由のない生活ではありました。しかし、浪親の実子でない彼は、城内の大人達の振る舞いに心を傷つけていました。そして、その傷は弟の誕生によって、さらに深まろうとしていたのです。 珊瑚と大人達との関係は、文末の相関図と58を読み返していただくと、少し分かりやすいかもしれません。
あらすじ:八津代の主、出海浪親は別所の侵略に対抗するため、喜林義郎と同盟を結びます。別所を破り、征夷大将軍となったものの、妻、穂乃が喜林と密通しているという讒言は、彼の心を蝕んでいました。 そのような中、別所が旧領を奪還しようと謀反の兵を挙げますが、別所は側近の裏切りにより、捕らえられてしまったのでした。
遠い日の思い出。。。僕はただ救急車を呼んだだけだった。ほかは、なにもできずに、ただ突っ立っていただけだった。
41枚。修正20201122。さくらの花びらが散る庭園で、夜空に舞う天女をみました。……戦後のお話です。
39枚。修正20220524。『実話・呉に生まれて』のサイドストーリー。ほぼ実話。戦後、北海道の僻地に入植して、懸命に生きている大野海。ある日、ロシア人のナターシャとであい、お互いに心ひかれるが、海は妻子ある身。いちどはあきらめて、ちがう男と結婚しようとする彼女だが……。三才のころの記憶で書きました。
43枚。修正20220319。『実話・満州国に生まれて』のサイドストーリー。中国人女子留学生との出会い。それは、運命だった。・・・実際、黒竜江省北東部(旧満州)から日本に留学に来たものは多かった。その人たちは親日派だったらしい。一歩間違えば、この話のようになっていたかもしれない。あの頃の東京理科大理工学部の工業化学科の中国人留学生は、1学年約10人ほどだったから。。。。いや、本当に話しかければよかった。
51枚。修正20250221。満州で終戦をむかえた母の実話。小学生低学年の女の子が、千キロもの道を歩いて生き延びる。兄の話を足しました。あと、所々修正も。