学園に通う一人の青年、ノベル部の部長である里中孝宏は、ある問題に直面していた。 部員が自分以外誰もいなくなってしまったノベル部は今、廃部の危機に迫っていた。 慌てて部員を急募するも一向に増える気配はない。 今日も諦めて帰ろうと部室の扉を開けると、一人の女の子が立っていた。 それは、自分の恋した少女の姿だった。
五年前、不安と緊張でいっぱいの入学式を迎えた比良坂きままは、小学五年生の今でも、昔と変わらず「人と会話すること」に慣れずにいた。 数少ない、私の友達になってくれた三人と、四人で過ごすかけがえのない日常をおくりながら、 人との付き合いを知っていく「優しくて」「不器用な」日常が、今日もまた始まろうとしていた。
とある休日、懐かしい高校に遊びに来たショウタとシオリ。当時の想い出に微笑み合うふたりに、今まで気付けずにいた小さな真実が・・・。 ≪全2話 前後編≫【本編 橙色のミムラスを、笑わない君に。】ほか【続章】【最終章】も、どうぞご一読あれ。
ーーーなに、してるの? 高校2年生の冬、帰り道。ふといつも通る海を見ると同じ制服の女の子が海の中に立っていた。雪がちらつくとてもとても寒い日だった。 ーーーなんだろうね。 確か、笑顔を浮かべていた。と思う。 ありきたりな毎日の学校生活。一人一人、抱えているものは違うけど、友達としていられるのはそれを表に出していないからなのかもしれないね。
教室でやたら浮いてるネガティブポエミー(そしてツッコミ)DK鈴木君と、存在感の薄いポガティブJK小乃々木さん(ぶっとんでる)がそんなこんなで交換日記を始めました。鈴木君の受難は続く!多分最終的にはハッピーエンド。 誰かの頭が痛くなる適当な詞の集合体プランクトン。気分きままに連載。 素敵な表紙イラストはルシア様(http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=49615405)よりお借りしております。こちらの画像は本来Pixivの小説用素材であり、転載不可です。よろしくお願いいたします。
シオリが無理やりコウと婚約させられようとしたその瞬間、交通事故により意識不明だった兄ユズルの意識が戻った。 ショウタとシオリの前から完全に姿を消したと思っていた天邪鬼な神様が遂に振り返る。 枯れた橙色のミムラスが再び鮮やかに花開く最終章。 【橙色のミムラスを、笑わない君に。】 【続章 橙色のミムラスを、笑わない君に。 ~ 青の行方 ~ 】 の続編 ≪全60話≫