当時小学4年生だった僕は、高校生の姉のスカートが洗濯に出されているのを見て、妙な気持ちが芽生えてしまった…
あのさ、ちょっとぐらい年が上だからって、エラそうにすんじゃないよ、バカアニキ。毎日学校から帰るなり、ゲームばっかりやってさ。高校生にもなって、成長しないにもほどがあるっての。しかも、すぐにあきちゃってゲーム機放り出してさ。だったら、少しは......
当然のことだが、健一が物心つくころには、そばに姉の千代子がいた。健一が思い出せる一番古い記憶は、千代子に命じられて縁側から飛び降り、ひざ小僧をすりむいて大泣きしたことだった。もっとも、それが何歳だったのか、誰の家の縁側だったのか......