少年少女の中学最後の年のお話です。 全てフィクションですが、出来る限り現実に近づけているようにしています。 ファンタジー系や恋愛系は一切出ません。
いつか見た夢。 いつか願った希望。 いつか信じた未来。 ありふれた時の中で生き、普遍的な価値を持つ社会に何気なく生きる残像たち。 未来の終わりを変えることができるのは、かつての物語の主人公たちだった。 室馬醒司。桜舞ハルカゼ。時覚仁。 彼らの愛の影が世界に終焉をもたらす時、物語は究極の結末を選択する。
出会いの季節── 舞松高校漫画研究部も入学してきた初々しい新入生から部員をあつめ、文化祭へと準備を進めてゆく。 秘めた想いと予想できなかった展開 一つ一つの出会いと所為は、部員の心を動かして──