蒼也は将来の夢について迷っていた。そんなある日、母のお見舞いのために病院へ行くとコスモスの絵を描く女性と出会ったーー 彼の夢は見つかるのか、女性は何故コスモスの絵を描くのか。そして最後に彼は何を思うのだろうか。
あらそいを やめよ。 あらそいをやめ おそれよ。 ただ この世の終わりをのみおそれ 歌をとなえよ。 世の終わりは 勝者にも 敗者にも 富者にも 貧者にも あるじにも しもべにも 赤子にも 老いたるにも へだてなく おとづれるものなればなり。 ただ 歌のみが 救いの扉を開く。
高村耕平は二年前に妻と死別、四歳の娘を持つ独身外科医。 成瀬亜希は大学を中退後アメリカに渡り、そこで知り合った若い日本人研修医、奥寺拓也と恋に落ち結婚の約束をする。だが、一時帰国した拓也 からの連絡は途絶えた。亜希は彼の裏切りを知り衝動的に自殺を図る。偶然、彼女を助けた耕平は若い亜希に次第に心を奪われていく。 亜希もまた耕平の優しさに惹かれていくが、拓也への想いも断ち切れず二人の男の狭間で苦悩する。 やがて、耕平の愛を受け入れる決心をした亜希の前に意外な真実が・・・
一人の少年が騎士に憧れて都市へ旅立ち、友や先輩に出会い、恋をし様々な経験を経て成長(?)する話です。 少年と友との友情が絡まった先の結末と、恋人に束縛されて道を違えた人間の人生の一部を描きました。