ちいさなお話をつくります。
ゆっくりと、ありもしない嘘をつみかさねてゆきます。
九月に毎日書いたちいさなおはなし達です。 思考過程の記録。
雨の日の猫のおはなしです
絵描きの男と猫とパイプオルガンのお話です。
世界を捉えようとこころみた詩人画家へあこがれて。 その印象の翻訳記録。
瓶の底へ沈められ封じられたような夜の町。 その町で暮らす僕とRのお話です。
ちいさなひとたちの からだいっぱいの ハローです。
チカチカと光る目をもつ少女のおはなしです。
耳鳴の奥の町へ向かう私と、耳鳴の奥の町を守る門番のちいさなお話です。
或秋の、帽子人とリスクマのおはなしです。 *2013年11月4日開催第17回文学フリマ配布のフリーペーパー掲載。
小人とおばあさんと月夜と青年と指輪と子どもたちのおはなしです。