日々の暮らしのなかに浮かぶ空想や、夜の奥深くから掬いあげた思いを元に、おはなしを書き、手づくりの本などを仕立てています。
『おはなしの喫茶室』という屋号でリトルプレス活動を行っています。普段は手のひらにおさまる小さな本をつくることがほとんどです。ひとつの物語ずつ、それにふさわしい本の形を都度考えて制作しています。星空文庫には、まだ本にしていない物語や、完売した手製本のものを掲載しています。
九月に毎日書いたちいさなおはなし達です。 思考過程の記録。
雨の日の猫のおはなしです
絵描きの男と猫とパイプオルガンのお話です。
世界を捉えようとこころみた詩人画家へあこがれて。 その印象の翻訳記録。
瓶の底へ沈められ封じられたような夜の町。 その町で暮らす僕とRのお話です。
ちいさなひとたちの からだいっぱいの ハローです。
チカチカと光る目をもつ少女のおはなしです。
小人とおばあさんと月夜と青年と指輪と子どもたちのおはなしです。
春の雨降る間際。散歩の記録です。
時間のとまった朝、霧の中で青い光にさそわれる「私」のおはなしです。