恋人との電話の話です。
今君が見ている夢を 僕は見たのかも知れない
眼の前で不意に教室の扉が開き 「おはよ」 と、にっこり頰笑まれた時
ぼくはきみを振り返った そしてリンゴを指差した きみは不思議そうに頬笑んだ 何も見えないよと頬笑んだ
縁ある者とは必ずまた逢う理を知れ…………泣いたのは、8月の某日。 晴れたのは、1月のこと。 3月に孵化した思い等も、 9の終末、眠ってしまえ