江戸時代の代表的な浮世絵師「歌川広重」の生涯を、これは広重が描いた作品を通し人間広重を描いた伝記物語である。物語は曲亭馬琴や葛飾北斎との関係も描きながら、東海道五拾三次之内や木曽街道六十九次を描きあげ、更には甲府道祖神祭り幕画の制作、天童藩からの肉筆画掛け軸の制作など、そして名所江戸百など、天保改革の真っただ中で広重の描いた作品を追い、人間広重の姿をあぶり出した。疑問とされていた八朔御馬献上の京への旅、その際に描いた肉筆画御馬献上行列の図で消えた葵の紋の理由、京から江戸に戻る順に描かれていた広重の五十三次の画帳、木曽街道の旅で画帳に見る広重が描く技法、消えた池鯉鮒の黒い鯨が・・幾つもの疑問が解き明かされてゆく・・・・。
花が好きな普通の女の子、水姫(みずき)。大学の頃に留学していたフィルチ王国が気に入り、卒業後に住む事を決めた水姫は花屋で仕事をしながら生活をしていた。 そんな水姫の前で腰を痛めて動けなくなっていたおじいさんを助けた事によって水姫の生活は一変した。 王国の王子様、リアムの婚約者になることになってしまった!! それからリアムの求愛は歯止めがなくて…… 「水姫。俺は君を初めて見たときから君が好きだよ」 イケメンでクールな王子様からのベタアマな求愛。 水姫の生活と運命はどうなる? お題提供「恋したくなるお題」様 http://hinata.chips.jp/