癒しなんて、いらない。ジダバタしながら生きていきたい。それが、オレ。
ペンネームは佐部一輝(さぶいっき)。
ぷち自慢が二つある。
一つ、人前でする拍手である。
人前でする拍手の音には誰にも負けない。
これは日本一?だと思っている。くだらぬことだが勝負できる機会(TVなど)あれば絶対に出たい。
二つ目は水鉄砲である。
それは湯船でする指鉄砲の水飛ばしごっこである。指や両手の手のひらをたくみに使い水(湯)をどれだけ遠くへ飛ばしたかで勝ち負けを決める。
これまでの人生でまだこのゲームで負けを経験したことがない。
これを読んだ閲覧者で上記二つをぜひ挑戦したいと思う方は、サイトにて受付します。
冗談ではありません、命半分ほど賭けて勝負します。本気です。
最初の小説は『遅刻からの惰走』で、惰走(だそう)は日本語にはない当て字というより創作熟語である。まずは短篇を書きます。
何事も勉強が大事だが、自分自身への挑戦のつもりで星空文庫を選んだ。
とにかく、楽しく読めるような文体を心がけするつもりである。
半端ない寸評をいたただければ今後の糧としたい。
さあ~、自分自身への挑戦だ。佐部一輝より。
短篇。 妻と死別した写真屋の話である。 男三人が仕事に行くところからはじまる。 慌坊(あわてんぼう)の四郎は、大事な仕事を請けたのに 写真屋の命であるカメラを車中に忘れてしまう。 大変と思いきや、オカマ宮司の出番で、四郎はあることないことを喋る。 そして、こともあろうに素人の小口がシャッターを切ることになってしまう。
伊坂は二年前にペンキ屋になった。霧川塗装の一員として、ゼネコンの現場に入るが、言葉の行き違いで、川吉親方に「指を詰めろ!」との叱責をうける。 悪ふざけと分って、ひと安心する。 だが、川吉からローラー塗りの勝負をしろ、と命令を受ける。相手は登川と言って、自らを「ローラー塗りのプロだ」と吠えている奴だった。 勝負はさけられず、なんとかなるが、。ひともんちゃくあって、伊坂は登川を殴ってしまう。ところが、……。
オカツは死期への旅に細菌と名のるトムと出かけた。しかし、いきなり砂の下におかれたと思ったら、宇宙に……。オカツは自分が死にいく旅で、トムに女房といきさつを話す。 はたまた、初恋の女とのデート模様を話し、やげて、初恋の女が住んでいる小樽に行きたいと、トムに告げる……。
関根はふとしたことことから、交番に連れいかれた。ある事件の容疑者と間違えられた。 字もろく書けない若い警官と関根をあんた呼ばわりするベテラン警官に苦労するが、老け顔と職務質問に翻弄される。これは実際にあった話である。