文月と申します。読みは「あやつき」。
大正ロマンやレトロでノスタルジックな空気、海や宇宙……そんなモチーフが好き。きらきらしたきれいな文章を心がけています。
(私は確かに愛されているのに。) しっとりとした悲恋もの。得られぬ充足感に、目をそらしたのは。
喫茶店の娘と小説家の恋情。あともう一歩が踏み出せないふたり。 ほんのりレトロに、紅茶とインキの匂いを息づかせて。
少女と少女の、ある日の情景。ひぐらしの声は、うたかたに飲み込まれた。
私のしあわせの代償はいったいどのくらいなのでしょうか。想い合っていても、いつだって不安はあるものです。
見てるだけで良い。あなたのしあわせは、 。■想いのベクトルは同じ方を向いてばかり。いつまでも一方通行の恋。