どうでもいい、、なんて嘘。
音から感じる悲しみが、私の心を抉るようで……。
蘇った、小さな記憶の中の君
僕はいつも巻き込まれている、彼女の影響下の中で。
「なんだか夕方って寂しい気持ちになるんだよね」 そう、母が言った。
ずっと、好き、あのひと。
心の端の方で、少しだけ願ってみる。
どこまで続く森の中で、俺は密かに佇んでいた。