童心を持ち続けるということは、時に奇跡を生み出すことがある。「大人は大人らしく」そんな言葉は人生において必要ないのかもしれない。「伝えたい」その思いだけが全てを繋がる。
ある日、すっかり町の景色に溶け込んでいた古いアパートが取り壊された。さら地になって、かつての面影はなくなってしまったが、そこである時期を過ごした住人たちの人生模様は、いつまでも消えることはない。
何でもない、そこら辺のものでも目を向けて想像力を働かせると、思わぬドラマが出来上がる。そんな洞察力を持って、これからも生きていきたい。