『遠野物語』は、柳田国男が明治四十三年(1910年)に発表した、岩手県遠野地方に伝わる逸話、伝承などを記した説話集です。その『遠野物語』を現代語訳(口語訳)しました。 「遠野(遠野郷)」とは、狭義には明治の町村制下にあった遠野・松崎・綾織・土淵・附馬牛・上郷の各地域を指します。しかし広義には、上閉伊郡宮守村、釜石市橋野町、上閉伊郡大槌町、下閉伊郡川井村といった隣接地域も含まれ、物語にはこれらの地で起きた出来事も数多く取り上げられています。その内容は、天狗・河童・座敷童子といった妖怪譚から、山人・マヨヒガ・神隠し・臨死体験、さらには神への信仰や年中行事・風習に至るまで、極めて多岐に渡ります。
親に甘やかされて育てられ、自身も娘を甘やかして育ててしまうお菊。七五三の日に、愛娘の千代がハトに襲われてしまい、追い払った拍子に弾みでハトをひどく傷つけてしまう。その時、お菊はかつて自分が忌み嫌っていた母親のある姿と自分を重ねてしまう………
スマホを小窓に例えて、ネットを雄大な自然に置き換えて、その世界の広さと狭さを知るためのお話。 広さは、果てしないこと。狭さは、自分の心すらもその世界の人には見られてしまうことにあります。1対多の怖さですね。ひとりの心で、不特定多数の心にかなうはずもなく。 やがて、魅せられた世界に取り憑かれてしまいますが、気づかせてくれる存在もあります。 小さな広い世界に、少しの矛盾を感じながら、読んでいただけたらなと思います^^
今は昔、陸奥国は安達原に、旅人を殺してその肉を喰らう鬼が棲むという噂がございました。那智の修験者・東光坊祐慶様が、廻国修行の途次で遭遇した恐怖とは。能『安達原(黒塚)』を翻案した、怪異物語でございます。 ※ 縦書きでの閲読を推奨いたします。
ほころ村。 それは歴史と人々が忘れてしまった村。 何不自由なく生きていける現代人たちが忘れてしまったのはこの村だけではなかった。日本が積み重ねてきた愚かな歴史がほころ村を作り出す。 悲劇の集、ほころ村。その正体とはーー。
複合してミステリーのネタにしようと、知人たちから聞き取っておいた短い実話体験談。 みんな、けっこう不思議体験してるんだねw