碧(あお)と蒼(あお)。あいつと私はまさしく”正反対”…。なのになぜか互いに惹かれていく二人。激しくぶつかりながら交差して、 やがて一つの音を紡ぎだしていく…。
サーシャは女王の命を受け、旅に出る。 帝国に伝わる伝承と自らの予知を確かめるために。 この大陸の3つ分の地の赤き土 紅き金剛が隠され 緋から金の霞が揺らめく この大陸7つ分の海の深き青 藍から荘厳の粒が輝き 海の女神が虹の涙を流す この大陸をてらしだす緋にもゆる陽 すべてを照らす根源であり すべてを無にきすものである この刻の鐘楼を囲いし乙女 その声を持ちいて告げる 万物を司り自然とともにある我らに 祝福を そうして予言は放たれた。 新しい鉱物を探して、豊かな資源を作るために。 凍る未来から世界を救う為に。 そしてその先にある楽園を目指し。
望月家の物語三話目です! 後悔の感情はなかなか消えない。 魂がきれいにならない。 しかし、あの男にはその感情がない。 なんで、あの人は私たちのために苦しんでくれないの。 なんで、あの人のが先に消えるの? どうして……。 ジャパニーズファンタジー2020。
獣人たちは自由な世界で自由に、平和に生きて来た。 しかしある時、人間界で原子力発電所が爆発してからというもの、獣人たちの世界につながった人間界の民は獣人たちの世界を侵略。 獣人たちは抑圧と絶望の中、生きなければならなくなった。 そんな獣人界を救い出し、獣人たちに自由をもたらし、そして世界を救わんとするグループ。 それがスイレイド。 そんな彼らは、獣人たちを抑圧していた著作権の闇を払うべく、戦いに出る。 果たして彼らは獣人の著作権、そして音楽や作品の利用の自由を取り戻すことはできるのか……。
遠い遠い昔、遥か西の彼方、黄金の都に 偉大な王が築いた知識の殿堂、Mouseion(ムセイオン)。 そこには世界中から知識人が集い、 研究の灯は数知れぬ文明の礎となった。 そして、その中に置かれた巨大な図書館には 世界のありとあらゆる書物が納められ、人のすべての知識がそこにあったという。