神戸のアトリエシードさんの企画展 「星巡りの唄」展に出展した あみぐるみ達の物語です。 真夏の企画展だったので、 七夕祭りを題材に考えてみました。
ある日人生に嫌気がさした男は、友人に勧められた装置でタイムスリップを行います。 過去へと遡った男は、そこで14歳の自分と出会うのですが・・・。 自分とその人生を否定することが、どんな結末を引き起こすのか。手軽に読める作品なので、暇つぶしがてらお読み頂けると幸いです。
わたしは遠くまで見渡せる景色の中を進まされている時間が好きでした。遠くに山が観え、その手前に小さく町が広がっているのが観えました。山は自身のどっしりとした存在感を体現した様にそこに居座っていて、何本も電柱が窓際に音もなくひゅっと通り過ぎて行くのに対し、山だけは時間が重たく感じる程ゆっくりと通り過ぎて行くのでした。
とある大学院を目指す青年と、その青年に幼い頃から取り憑く悪魔の話。取り憑くと、その人の魂が物申すことはすべて知られてしまいます。青年は、勉強熱心で感情に疎いところがあり……