そうだね。今はこの人を「彼」とでも呼んでおこう。「彼」は僕とは違うヒトだった。 そんな「彼」の上質な糸のような言葉は、僕の全てに絡み合い、ついに解くことはできなくなってしまった。
彼は知っていた。 自分がいつか殺されるために生かされていることを。 強い暴力表現を含むため、十五歳未満の読者の閲覧を禁じる。
明け方の図書館で、彼は何かを探していた。ざわめき静かに喚く言葉の群れ、その先で彼が目にしたもの。 ごく短い心象スケッチです。 企画「蝶を吐く」に参加しています。
ある日、私は、日記を書いていた。おそろしい、こころを食いつくす虫、ヌメラルダと出会った。恐ろしくて、こころが。