病みの国

 病みの国、多くの怪物や、半怪物がいる世界。だが、救いのひかりはある。

退院まで

 ミヤナイが、自分を殺めようとしたことと、キミヒサが、連れていかれたこと。そして、毎日が退屈。ミヤナイが『早く、退院したければ、リビングにいろ。』と言った。そして、ミヤナイは、キミヒサと少し違うが、何かをしっていた。ミヤナイは、『人類は、滅亡する』と言った。そして私は、『違う。幸せになる』と言った。ミヤナイは、《人類の滅亡》に、反対した、私を気に入り、囲碁を教えてくれた。私は、囲碁をしたことがなくて、《繋げる》《囲む》ことを、知らなくて、ニマス間隔を開けて、打ったら、数個、重なって、穴 が空いた。ミヤナイは、『核兵器勝ちした。』と言った。私は、勝負に負けた。

その後

 変な勝負になった。その後は、五目並べや、オセロを楽しんだ。そのミヤナイが、殺めようとする前の話だ。
 ほしかずという、男が、私が、入院し、二週間が経った頃に現れた。この男は、謙虚で、気をつかう男だな、と思った。そして、ほしかずは、ある、デラという女と話す。看護師たちが、二人を監査し始めた。ほしかずは、『ぼくは、デラさんに嫌われてる。』と言った。私は、何を答えたかは、覚えてない。
 看護師たちは、《二人の距離が近い》といった。よく、デラとほしかずはよく話すなあ、と思っていた。ほしかずはデラに、無視されることがあるという。
 今考えると、デラと、ほしかずは《恋愛》になりかけてたのかもしれない。
 

病みの国

 早く、退院したい。退屈だ。

病みの国

病みの国。暗く、おそろしい、声。人々の錯覚。でも、ひかりは差し込まれる。

  • 小説
  • 掌編
  • ホラー
  • SF
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2019-02-21

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  1. 退院まで
  2. その後