あらすじ 夜の東京駅に向かう22歳の短命な若者は医師から余命宣告をされてしまい、何を思ってか無計画に列車に乗り込みます。 その列車は冬の夜空を切り裂きながら田舎に向かうのですが濃い霧にみまわれてしまい安全運行のため停車してしまいます。 そこから様々なミステリーが始まります。 消えた運転士はどこに? 車両の乗客はどうなるのか? 物凄い霧の中、歩くグループに? 霧の無い町とは? すこし違和感を感じる町民達、、? そして、様々な思いを抱えた人々が選ぶ選択肢とは? この物語を読み終わった時、読者のみな様はどう感じるのでしょうか。 感動?恐怖?不思議な話?それとも? 感想はお任せいたします。
熱帯魚マニアの男はある朝、水槽の中に棒人間がいるのを見つけて、飼育を始めます。それがおもわぬ密室殺人に発展します。事件には戦前、男の曽祖父が著した図鑑が大きく関わっているようです。
その世界は、ずっと夜だった。闇に覆われた世界。月と星と暗闇の世界。月の微笑みと、星のささやきと、夜の静けさだけが支配する世界。そんな世界のそんな闇の中で、少女が死んでしまった。突然の、理由もない死。その死の意味を知りたくて、少年二人は旅に出る。夜が明ける場所を探しに行く。
ある日、父親の書斎で隠し扉を見つける。そこで、なんと遠江家は500年以上続く復活術の魔術師であることを知る。どうやら、父親の死も、数々起こる事件も、この魔術師が絡んでいるらしい。頼は、どこかにいる魔術師を探しながら、父親の死の真相を突き止める。 今回はre:viveのプロローグ。
過去に書いたショートストーリーの中から、ちょっと不思議な、ちょっと奇妙な、ちょっとファンタジーなお話を集めた短編集です。
小さな漁港のある町に住むガラス職人を目指す荒井 桃(あらい もも)。自らの工房を持つ夢を叶えるため有名な職人崎田 元(さきた はじめ)に弟子入りをする。ガラスにひたむきな日々を送っていた桃だったが、ふらりと崖の上の空き家に越してきた陶芸家 神崎 千晶(かんざき ちあき)によってその日々は激変していく。鍵をかけていたはずの過去が次第に開いていくとき、静かな町に起きる事件。 「ももは人の死に慣れすぎた……」 人が背負う一生のうちの罪はどれほどあるのか。静かで冷たい港町の物語。