一人の青年風見鶏 景虎。彼は不思議な力を持っていた。 それは死人に心を売り渡したことで得た力。 何故彼が心を売り渡してまでして力が欲しかったのか、 それは8年前の事件が全ての“始まり”となっていた。 8年前の事件をきっかけとした景虎は復讐を胸に歩き出す。また 彼の仲間もそれぞれの思いを抱え同じように歩みを進めていた。 彼らに待っている“終り”とは何なのか、 景虎とその仲間が繰り広げるシークレットストーリー。
SHADOWという謎のデスゲームに巻き込まれた神威《カムイ》高等学校 2年B組の生徒達12人。 果たして主催者の真の目的とは? そして、12人の運命はいかに___________!?
ある日、私立探偵 尾田三郎のもとに、谷町五朗警部から持ち込まれた殺人事件。とある編集部の部長が、ナイフで刺殺されたのだ。しかし、その部屋は犯行当時、完全な密室だったのだ。
パチンコ店の社長が殺されその日の売上金が盗まれた。殺人犯二宮勝成は闘争中事故死する。翌朝早く、付近は大パニック。大金が風に舞い、群集が興奮して拾い集めている。篠崎肇はTV中継されるパニックを面白そうに見ていた。昨夜遅く会社からの帰りの山道で道路上にアタッシュケースが落ちているのを発見。ケースの中には三千万円近い現金が……。肇は咄嗟に思いつきその中から300万円ほどを周囲に誰もいないのを確かめて、崖の上からばら撒いた。TVのキャスターはパチンコ店から盗まれた金が交通事故で空中に飛散したものとつたえている。篠塚肇はこれで残りの金はすべて自分のものになったと確信する。しかし肇の行動は目撃されていた…… 人間皆邪な存在だ。性善説など絵空事でしかない。しかしほんとうにそうなのだろうか…ふと浮かんだこの疑問を問題提起してみました……
私は幼い頃から私をじっと見つめる監視人の存在を知っていた。監視人は私が今日の地位を得るまでに、その妨げrとなるもの総てを抹殺してきたのだった。だがその行動は次第にエスカレートし、ついには私自身さえ無視するようになる……
裕福な家庭のお嬢様ばかりが通う星蘭女子学園。 二年一組に突然現れた凶器を持った黒覆面の男は、女子生徒を閉じ込め 彼女たちに奇妙な要求を次から次へ出すのだった。 男の真の狙いは何なのか? 全ての鍵は一人の女生徒が握っていた!
駅前のコーヒーショップで人間観察をする「狩野」は妄想ばかりしていて、世界に一線を置いているものの、彼独自のコミュニケーションで他者との距離を縮めようとする。