温かいアオさんに目を奪われていつまでも側にあってほしいと望む わたし。 危うい存在に気をひかれてしまうアオさん。 アオさんとわたし、二人を繋ぐものは恋ではない。友情なのかも判らない。 血のつながりはもちろんないし、お互いの素性だってまだ詳しく知らない。 これから知っていくために共に暮らしたいと思った、現時点では他人同士。 夢か現か、そこにアオさんがいて、それをわたしが認識していた束の間の日常。 アオさん。見上げればいつだってそこに広がっている蒼穹(セカイ)に映える、うつくしいヒト。
童心を持ち続けるということは、時に奇跡を生み出すことがある。「大人は大人らしく」そんな言葉は人生において必要ないのかもしれない。「伝えたい」その思いだけが全てを繋げる。