近所で夏祭りが行われ、真白は荒太や剣護、怜、碧らと共に祭りを楽しむ。久しぶりに前生における四兄妹が揃い、真白は弟の三郎であった碧が可愛くて仕方ない。一方、その祭りのあと怜と帰路に就く真白は、彼と思わぬ体験をすることになる。海が出てくる章なので、それに見合った、パールや珊瑚を使ったブローチを作品画像に選びました。 「揺らめいて 立ち上る今は昔 想い人も消え 約束は儚い 海の泡」
平平凡凡な、どこにでもいる女子高生 森山 春(もりやま はる)は、授業中に居眠りをしていたところ、目を覚ますと見知らぬ雑貨店にいた。異様な雰囲気が漂うその店の店主である老婆に、「お前はこの世界の“救世主”だ。魔王を倒し世界を救わねば、元の世界には戻れない」と告げられ、わけのわからないままお供の粗暴な僧侶と旅に出ることになる。
ダレンシャンという半バンパイアの少年とその師匠ラーテンクレプスリーの禁断の恋物語です。ズバリ、夢小説です。原作ではこのような内容ではないので、ぜひ、そちらも読んで頂けるといいかと思います。 夢小説といっても、私なりに世界観や細かな描写をしたつもりです。その世界の空気感がつたわればいいなぁーと思います。
マフラーのお話。 ベタな作品になってしまいました。 ベタなことは恥ずかしいけど、その分、嬉しいから。 心が暖まってもらえたら幸いです。 一応、中学生設定です。
永瀬とゆかは結婚した。幸せの絶頂だった。しかしその22日後、永瀬は「癌」に侵される。 ――繰り返される過去と未来。二人の運命はいかに。 ※なお、このショート・ショートは「四分小説家」(ブログ)と、「小説家になろう」にも掲載しております。
何をしても上手く行かない時があるよね。みんな一緒さ、でもね、そんな時にしか見えないものだってあるんだ――。 医師になることを夢見て、その夢を実現するまで戻らないと言って東京の医学部に進学した篤信は、自分の道を見失い、卒業を前にして実家のある神戸に戻ってき来た。そこで同じように上手く行かない日々を過ごす幼馴染みの朱音と弟の陽人、妹の悠里たち3きょうだいと接していく中で、それでも前向きに自分を取り戻そうと思うようになる、悩める若者の心の成長を綴った物語です。
魍魎側からの誘いに揺れる水臣。それを察した理の姫は、自らを殺すことの出来る神殺しの宝剣・残照剣の存在を彼に教え、誘いに乗るのであればその剣で自分を殺してから行けと言う。そのころ真白は、舞香の絵のモデルを務める傍らステンドグラスを教えてもらい、剣護たちと束の間の平穏を味わっていた。
縁(えにし)を結んで 集った人を 家族と呼ぶと / 縁に引かれて 集った家族が 日々憩う場を 家と呼ぶと / 縁のあやに 笑って泣いて / その家で その家族らが / 歳月かけて紡いでいくもの / それが家門だと / 崇めるものでも けなすものでも 決してないと
痛覚が欠如した少女は、自分の存在価値を求めていた。 彼女の産みの両親は、兄弟なのだ。母親とその兄の性行為によって産みだされた少女。 母親は自分の子じゃないと言い張り、その兄と駆落ちしてしまった。少女は一時、施設にいれられていたのだが母親の姉とその夫。 つまり、叔母夫婦に引き取られたのだ。母親は、兄と姉を持っていた三兄弟になる。叔母夫婦には、子供が産まれなかったため、少女を引き取ることにしたらしい。 叔母夫婦は、無痛症の少女にとても優しく接していた。まるで、本当の家族のように。しかし、苦労はつきもので叔母夫婦は少女の行動に時々混乱していた。 それでも、叔母夫婦は少女のことを見捨てることは無かった。 少女は叔母夫婦のことを、愛したいと心から願っていたのだ。
即興小説トレーニングというサイトで書いたものです。 ネット中毒大学生、思春期女子高生、勇者と魔王など、シチュエーション多彩。要素が三つじゃ納まりません……
僕の好きな人は7歳年上の可愛い女性。 眺めているだけで、満足だった…。 男子大学生とアラサー女子の甘いような、ちょっと純粋な恋話。