強く人々を守ろうとするが故に、不器用で無愛想になってしまう王子に、優しさや思いやり、愛がなければ消えてしまう精霊の姫。王子の様々な近しい人々の知られざる過去や、自身の歩む道への葛藤・・・時には全ての責任を投げ出したい苦しみを味わうけれど、いらいらしながらも、そばで懸命に尽くす精霊姫に、少しずつ心を癒され惹かれていく。乗り越えても乗り越えても立ち塞がる困難に二人は立ち向かい・・・
長編になったらいいな…と思いながら頭の中に思い描いていたものをメモ的に書き散らかさせて頂きました。 メモをまとめていつか長編になる日を夢見て。 そんな陸遜のお話です。
それはとある男のありふれた物語。でも一人一人持つかけがえのない物語。貴方の真意と真実を問われる日が必ずや来ます。それはいつ、どこで起こるのかは私には分かりません。少なくとも彼にはあまりにも早すぎる出来事でした。
チョコレートに水を入れるとすぐに固まっちゃうんですよね。 だからバレンタインでチョコを氷水で冷やす時は、かなり神経を使います。
どちらか選ぶ機会を与えてもいいと、その白い少女は言った――。 この世界は無数の歯車の集合体である。歯車一つのあるなしで、その“ずれ”は過去と未来へ向かって波及する――気がつくと“わたし”は一面を歯車で埋め尽くす場所にいて、その場所の管理者を名乗る少女にそう聞かされた。外れた歯車を拾った彼女は、それを元の場所に戻すかどうかについて、“わたし”の意見を聞きたがっているようだった。 歯車を戻せば、“わたし”には歩ける足があって、死別した妹のいる過去がある。歯車をはずせば妹は生まれてすらこない。代わりにいるのはやさしい弟とかわいい姪――わたしはどちらを選ぶべきだったのだろう。
新たな姿を持った魍魎を倒した真白だったが、今後の戦いに対する戸惑いはあった。一方、真白から知らせを受けた怜は、荒太を家に泊める準備を整えるべく、外に出る。彼がそこで遭遇したものは―――――――――。
ある山村を支配し搾取していた野盗たちを旅人が“食べた”。美しい少女の姿をしたその化け物は残党狩りに出かけ、その従者を自称するだみ声の少女が村に居残る。彼女はおびえる村長の息子兄妹を相手に、主人が味方であることを教え、同時にある噂話について問いかけた。その噂話とは、「まったく関係のない二人の旅人が、別々のときに、同じ村で同じ野盗たちを退治した」というもの。そしてその「同じ村」とは、どうやらこの村のことのようだった。驚く兄妹に、彼女は自分たちの旅の目的を告げる…。
中世西洋風の架空の小国。第二王女ロゥデリュシカの乱心により、父王が殺された。悲嘆に暮れる第一王女イルェシュニアは即刻妹を処刑せんとするが、自らのそば仕えの騎士セリヴによって制される。何よりも対外情勢を憂えていた父王のために、ロゥデリュシカは隣国皇太子と婚約を交わした身であった。次期女王の判断として、イルェシュニアは刃を収め、冷静に騒ぎを収めるべく隣国との再交渉にも臨んでいく。しかし一方で、妹を殺させなかったセリヴと妹がかつて恋仲であった事実が、イルェシュニアの心を確実に波立たせていく。そんなある日、隣国王室から届けられた“翡翠の仮面”と一通の“国書”。その“国書”に記された隣国の要求とその含意に、イルェシュニアは戦慄を覚えるのだった…。
豊臣秀吉×毛利元就。いかにして、覇王は詭計智将に引っ掛かったのか、というお話です。秀吉さんは絶対、隠れヤンデレだと思う。そして元就さんは絶対、虚弱体質だと思う。だとイイ。すごく萌ゆる・・・♪ エロ、あります♪
歌で魔法を使う人の居る世界のお話。 特に壮大な話が始まるわけでも、物凄い大恋愛が始まるわけでもありません。 決まった主人公はいません。 止まった時間を過ごすようなとある世界の日常のお話です。 その7番目のお話。
歌で魔法を使う人の居る世界のお話。 特に壮大な話が始まるわけでも、物凄い大恋愛が始まるわけでもありません。 決まった主人公はいません。 止まった時間を過ごすようなとある世界の日常のお話です。 その、6番目のお話。
雨から目薬を抽出する「私」と少年のおはなしです。 *2014年8月zine展In Beppu出展フリーペーパー掲載掌編。
オハナシノタネをめぐる兄と弟のおはなしです。 *2014年5月東京流通センター開催文学フリマのフリーペーパーへ掲載の掌編。