2021年4月テキレボEX2わくわくおためしパック用ペーパーへ掲載した作品の再録です。 猫宮ゆりの一次創作小説新作『潤雪腐し』の番外編で、人魚の伝説が残る北の町に暮らす姉妹のひとこま。『潤雪腐し』は架空の北欧風ダークハイファンタジー・2021年11月6日第三回紙本祭(オンライン同人誌即売会)にて発行予定です。なお、既刊『凍露』の関連作(※舞台が同じ・直接の続編ではない)となっています。
『世界の悪』を打倒する為に動き出したA級犯罪者たちだったが、そのキッカケを作ってしまった責任をとる為に『イェドの双子』が動き出し、 同じ犯罪者ながらも決定的に異なるA級とS級の戦いが始まった。 一方、フィリウス率いる騎士チームは封印の解けかかった『魔境』の対処の為に赴いた先で意外な面々と出会い――
選挙が終わり、来る冬休みに思いをはせるロイドたちに、新生徒会長のヴェロニカからある依頼がなされる。 一方、『世界の悪』たるアフューカスや『紅い蛇』の動きをキッカケに、悪党たちがそれぞれの行動を開始し――
禁断の果実は無花果だった。カエルとナメクジと蛇が守る無花果の木、そこは妖精たちの生まれる世界。その世界に足を踏み入れた吾。
ある朝、ベランダに一羽の鳩が迷い込んでいた。 毎朝のように、洗濯物にフンを落としていくのは、 この鳥なのかと思ったけれどどうやら違うらしい。 鳩の脚に括られた通信筒――伝書鳩の証。 迷子になっていたことを飼い主に知らせるため、 わたしは一通の手紙を鳩の脚に括りつけた。 わたしと彼の不思議な文通がスタートする。