世界で唯一の愛は、決してこの世では手に入れられないもの…。 たとえそうだとしても…わたしはあなたから目を離すことは出来ない…。たとえそのためにあなたと闘うことになったとしても、わたしは決して後悔はしないから…。
大国、刈奈羅の侵攻に備えるため、八津代国の主である出海浪親は、刈奈羅との戦で犠牲になった少女の絵を刷って国中に配りました。その絵を見たことが、村に住む二人の少年の運命を大きく変えることになります。今回登場するさちと冬彦は、20と22でも登場しています。
あらすじ:別所に対抗するため、出海浪親は同盟の使者を古実鳴に送りました。使者の帰りを待つあいだ城下を歩いていた彼は、戦で親を亡くし片目を失った少女を見つけます。
アレックスに触れられるたびに私の心は乱れていく…。魔性の美しさを誇る”ホーク”はきっと私を手に入れたら最後、離れていくに違いない…。だって私は娼婦だから…。どんなに想っていても混血の私が英国貴族のましてや公爵夫人になどなれるわけがない…。
あらすじ:一度は帝を立てて兵を退いた刈奈羅の別所でしたが、八津代に対する野心は消えていませんでした。まだ戦の爪痕の残る町を、出海浪親は歩いています。
あらすじ:刈奈羅の侵略に苦しむ八津代の人々。ばあさんはみつという少女を都に遣わし、関白の妃である菜那子を通じて、停戦の勅命を得ようと画策します。過去に三度都に行き、とうとう四度目の報告をみつは八津代にもたらしました。
刈奈羅の侵略に苦しむ八津代の主、出海家。穂乃は女だけの戦闘部隊「百合隊」を結成し戦いますが、負傷してしまいます。彼女の帰還により、城に残ったばあさんの戦いが始まるのです。
あらすじ:蟻螂の山小屋から連れ去られて三年、穂乃は誘拐した張本人である出海浪親の妻となっていた。山賊から国主になった浪親。しかし、刈奈羅国からの侵略を受け、窮地に立たされる。穂乃は女だけの戦闘部隊「百合隊」を結成、その長として「百合の君」と呼ばれ、国と家族を守るために戦っていた。
あらすじ:別所沓塵の侵略に対し、ゲリラ戦で抵抗する八津代の人たち。領主・出海浪親の妻・穂乃も前線に出ますが、果たして・・・。 今回やっとタイトルの意味が明らかになります。
自分のことを「影」と呼ぶ霊魂が巫女に語りかけてきた。 巫女はその霊魂が、今の自分がいる土地に縁があることを理解していた。 「影」は当時の記憶を、時に鮮やかに、時におぼろげに、巫女に語るのであった。
青春の味は檸檬の如く酸っぱく、そして何処と無く味わい深い。荒野に生きる者達の姿を描写した私なりの時代小説。※本作品は『ブラックスター -Theater Starless-』の二次創作物になります。