ある平和な町を突如として襲った事件。逃げ惑う人々。 そんな中で人知れず起きていた、とある仲間と家族の物語。 幸せの価値観は人それぞれだけど、きっと共通する部分はきっとあると思うから。 きちんと流した涙、理解して受け止めて胸を張って流した涙にだけ、人を救う力がある。
主人公の、春山 日向 は中学時代やりたいことも特になく ただ時間に任せて生きていた。 高校生になったらやりたいことを見つけたい。 そんな時、絶対に目をつけられてはいけない赤い髪の彼に 目をつけられちゃってー!? 赤司君に気に入られてしまった女の子のお話です。
出家した光源氏の物語です。嵯峨野に庵を結んだ老いたる源氏のもとへ 息子たちが訪ねて来て昔語りをします。まず冷泉院、次に玉鬘、 明石の中宮、最後に夕霧。そののち体調が急変してついに源氏は 安らかに臨終を迎えますが薫の声を聞くなりすさまじい形相に変化し 老いたる源氏は怨霊となって孫の匂宮に取り付きます。怨霊は薫と匂宮 との恋の対決に最後まで付きまといます。 今回初めて、小説「老いたる源氏」を歌舞伎の脚本にしてみました。