背中越しの声に、しばらく身動きが取れなかった。どんな顔をすればいいのか分からなかった。声の調子からは、竹早君が怒っているのかどうかも判断できない。
人の幸せを、願ってみたりしました。
そうして、二人で歩き出す。白い絨毯の上に、足跡の平行線を描きながら。
炬燵に座って、いつか皆でゆっくりしたい。
人間にイタズラしようと思ったタヌキが、結局人間と仲良くする話です。
ふにゃふにゃとした日常。