小学校を卒業し、中学入学までの春休みを満喫する楠あやめと油菜むぎ 暇な時間でいろんなことをする2人を追っていく! 中学生になってからは1人友達が増えさらにいろんなイベントが目白押し! 3人のほのぼのライフをあやめの姉妹やその友達と共に描く日常系物語! *この物語は現在執筆中の漫画版おっとり家の時間を少しさかのぼった小説になります。
我らは平生から王を望んでしまう。 虐ぐ者、圧制を好む者の愚かさと、その孤独など解りきっていながら、それでもやはり想うのだ。 意志と鼓動が死ぬのなら、それは支配の元であったほうが救われるのだと。差異の無い、孤独と調和は最も忌むべきものなのだと。 全ては我らが弱き“人”であるが故。 ・・・これから我らは王を襲うであろう孤独からは目を逸らし、思考の彼方に封印して愚かさの盃を溢れさせる。赦せ、王の蛹よ。白痴なのは御前ではなく我らなのだ。 斯くして王は生まれたり ・・・王よ、決して調和に呑まれるなかれ。 (他サイトにも投稿)
6月4日の誕生日に、親友からプレゼントにピンクのバッグと手作りのケーキをもらった春兔 桜《はると さくら》。 その手作りケーキを食べた翌朝、目覚めるとなんと目の前には、桜に馬乗りになっている化け物の姿があった‥‥! 陰陽師×蠱毒×女子高生ものです(^ ^) グロい表現、エロに注意してくださいね!
最近、おかしな夢を見る少女・蘭遙(ランヨウ)。 彼女は、国王が権力を奮う国、昌麗国(ショウレイコク)の首都・珱(ヨウ)に住む、齢17の少女。 昌麗国の税の取り立ては厳しく、国王に見放された村もあり、決して全員が幸せと言えるような国ではなかった。 そんな昌麗国で両親が営む食事店の看板娘である蘭遙が想いを寄せるのは、ごくたまに訪れてくる青年・紫苑(シオン)。 齢26の彼は、蘭遙を妹としてしか見てくれず蘭遙は頭を悩ませていた。 そんな蘭遙に毎日ちょっかいをかけてくるのは、隣の家に住む青年・燕斉(エンセイ)。 紫苑と同い年で、蘭遙が紫苑のことを好きだということも知っている。 蘭遙18才の誕生日。 祝いに来てくれた紫苑に、想いを告げた蘭遙。 しかし返事はうやむやのまま、“あの時”を迎えた───…。