かつてその地は、ドラゴンによって支配されていたという。とある英雄が人々を苦しめる暴君を打ち倒し、人の王国を築いたという伝説『救世の英雄』の主人公に憧れ、小さな農村で育った少女ジェマは、人々を守る騎士になることを夢見ていた。騎士団への入団試験を受けるために旅立った彼女を待ち受けていたのは、無慈悲な悪意と新たな出会いだった。※連載中の作品です。 ※この作品は『小説家になろう』にも掲載しています。
『フランケン』やフラールとの戦いが終わり、騒動が収束に向かう。 今回の首謀者であり騒ぎが大きくなってしまった原因である教皇フラールに対し、 十二騎士の《オクトウバ》が裁決を下す。 そして全ての終了の中、不意に謎の人物が登場し――
首都たる街に邂逅し理不尽な拒否感と憎悪にも似た絶望感を募らせていく10代からの回想録と思考整理の駄文(懺悔と供養)