家族一同、決まった初夢を見る。ところが彼だけ、はちゃめちゃな夢ばかり。医者になった彼はまともな夢を見たいと、茸から薬をつくったのだが。
鳥獣風話 第壱話 生まれてはじめて書いた小説で、梨木果歩さんの「家守綺譚」に影響を受けて書いたものです。 改めて読み返してみるとひどい出来だなと思う。でも、当時は一生懸命だったのだから良しとする。