ビルの一室から死体が外に放り出された。そのビルは一万年も前の人間が未来に目覚めることを夢見て眠っているところであった。
月明かりの中三人の女が子供の眠る部屋に入っていく。女の手が子供に触れると子供はチョコレートに変わっていく。
真っ赤な虫を捕まえた男。赤い虫と会話をしていくと、虫は虫でも精子だった。
ペンキで過去を塗りつぶしてしまう。よくある話だが、ある男の滑稽譚。
パパが木になった実を発行させるために粉をまぶした。粉は果物を甘くする虫たちだ。甘くなった果物をがぶっとかじった。おいしい。パパが唾液の中の果物を甘くした虫を顕微鏡で見せてくれた。
彼の作ったロボットはワインの味ききができるだけではなかった。
鳥人がある星に降り立った。その星の住人は終局を迎えた生命形態をしていた。
最終急行に赤子を残して降りてしまったお母さん、最終急行の行方は
シャボンダマに入ったぼおやは遠い遠い島に降りた。
今の整体師はからだをばらばらにして施術する。ちょっとした失敗もある。