「おれ」のアパートに家財道具と共に転げこんできた「悠美(ゆうみ)」。 ひょんなことから、幽霊であることが発覚。 「おれ」はおびえながらも、彼女にしだいに魅かれていく。 ところが、曖昧だった記憶がよみがえってみると、亡霊は「おれ」???? 悠美はこっちで、おれがあっち???? 2転3転する現実は果たして・・・。 おせんべかじりながら気楽に読める「鼻ほじ作品」です。
城谷四郎は無役の六十石取りの下士。 無役なのは父親の代からで、どうすれば役を貰えるのか分からない。 鬱屈から剣術ばかりに打ち込んで、腕は上がったが使い道はない。 一生こうやって過ごすのかと諦めかけていたころ、師匠から秘伝を受ける。 親友とその妹と共に、気付けば陰謀に巻き込まれていた・・・。