IFの2錠は躁無色

IFの2錠は躁無色

ある日自由を夢見た君は
舐めた僕を撃ち殺す
この世じゃダメだと悟った君は
真顔で首吊り繰り返す
躁無色の凡人1人でも

偽りの2錠はふわりと
手放した赤の風船の様に
屋根の上へと飛んで行く
そして生きる意味を知り
過去を懐かしみ破裂する

未来に怯えた君は
夢など全ての欲を込めて
IFに向けて弾丸を撃ち込む
何日か後 目を開く君は
きっと3つの願いを叶えてる

IFの2錠は躁無色

IFの2錠は躁無色

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2017-04-06

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