1984年宮崎県生まれ。静岡大学卒業。小説、評論、漫画を好む。
純文学を書いてます。いわゆるテン年代とかポスト3.11をテーマにしています。
会社員。専門は環境問題。Blankey jet cityが好き。
若者は消耗する。擦り減らし、絶え絶えになりながら、夢や冒険と折り合いをつける。街は狭いようで広い。何かが澄み切っていって、何かが音も立てずに壊れていく。中央線沿線で溺れるように暮らす、一人の若者を巡る群像劇。
UKで起こった産業革命、足尾銅山鉱毒事件、核戦争に最後の審判。生命の誕生とヒトの二足歩行開始。バンドサークルに飲み会と文化祭!創造と終りを繰り返している世界、その中でベースを手に取った一人の女の子。不器用なその重低音は僕の世界に一つの定点を残した。
平凡な街でひっそり続いていた猫殺しの犯人は、僕の親友で優等生の有馬。神様になりたかった彼を忘れようとしていた矢先、出逢ったのは世界を終らせようとしている「教祖」志望の女の子だった。ポストゼロ年代に捧ぐ、新しい成長物語。
阿理沙はある夜、渋谷駅で無差別テロに巻き込まれる。犯人達は、動く死体に殺された。 操っていたのは従兄弟の泰河。その正体は、脳内に<ネジ>という未知の器官を有した、進化した人類<クロックワーク>。 彼らの特徴は遺伝し、ある条件が揃えば生態系を激変させるほどの天変地異が起こるという。 旧人類との共存を望む謎の組織「サーカス」によって暴かれる、泰河の母親の陰謀とは? テン年代能力系バトルノベル、続編執筆快調!