矛盾する物、対極の物が衝突する事なく同時に存在する、そんな物語を書いています。
初めまして、織洲(おりす)ゆやさです。ある人から夢をもらい、また進んでいこうと思っています。
常に多角的な視点を一つの物語に入れていければいいな、と思っています。いずれ、自分の作品の朗読も行う予定ですので、その時は皆様の忌憚無き意見をお聞かせ願えればと思います。よろしくお願い致します。
男が家に帰ってきたら妻と子供がいなくなっていた。 男は妻との生活、会話、を少しずつ回想し、いなくなった原因を考え始める。 段々と滲み、ぼやけ、そして崩壊する外と内の世界の境界線。 そして内の世界から境界線を越えて出てくる真実。 精神の世界と外の世界をシームレスに行き来する意識の流れで描く男の崩壊。
傾聴士という聞き慣れない仕事に転職した高崎司(たかさきつかさ)が色々な人の話を聴いていく。高崎は基本的には人でなしで冷たい人間なので傾聴しながらもどこかお客様をバカにしつつ、どこでいくら毟り取ってやろうとそればかりを考えている。初めてのお客から代理人を頼まれ、2人目からは娘と父との関係修復を頼まれる。