耽美派・退廃的嗜好。
傷を抱え、死や祈りに敏感な、少し欠陥品じみた人たちのお話を書きます。これまで同人誌(個人・アンソロ・合同など)に書き下ろした作品の置き場として、試験的に使っています。加筆修正は気分でちょこちょこやると思います。
死んだ彼女の代わりに現れたのは、たったひとりの弟だった。
過去に向き合うのを恐れる元アイドルと、その真実を追い詰める敏腕編集者の女の子のお話。
春の夢のように、桜と椿を模した兄弟が織りなす幻想譚。