2201年の日本。国有の子どもの一人として政府に養われている十二歳の少女、棗は誰かに呼ばれているような気配を探ろうと施設を飛び出してしまう。その先で思いもよらない大きな流れに巻き込まれ──。
【完結作品】装甲騎兵ボトムズのOVA「ラスト・レッドショルダー」の二次創作作品です。閲覧のご注意としましては、801要素が少しあります。昔の同人誌「LIMBO!」に収録した作品を、今回リライトいたしました。漫画の「残像」をわりと見ていただくことができたので、同じ本から出典したということです。思い出の作品を今回また手直しすることができて、うれしかったです。そのほかの事柄に関しましては、あとがきの方に書いてあります。表紙は今回新しく描きおろしました。読んでいただければありがたいです。
【完結作品】黒子のバスケ・劇場版ラストゲームのころの話になりますが、一応これまで書いたものの続編ということになります。これで完結編にしたいと考えているのですが、この作品でも性的関係はたぶん出てこないと思うので、それ狙いの方には恐縮です。赤桃婚約前ぐらいまでの話になります。一応ジュブナイルSFものを目指しているつもりです。黒バスはスポーツジャンルなんですが・・・。
世間ではすっかり、”eyes《アイズ》”と呼ばれる眼鏡型のウェアラブル端末が主流となった。 その流れに逆らい、「私」はある悲しい出来事の後から、アイズをなるべく遠ざけた生活を送っていた。 だが、U市に雪の日が採択されたある日、見知らぬ少年に導かれた「私」は、過去とそして未来と向き合うことになる。 ――近未来、VR技術が生活に溶け込んだ日本、その片隅にその店はあった。 Bar“黄泉比良坂”は、日常とは少し違う香りがする。 【近未来SF×日本古典風オカルト×人捜しミステリー】
前作長編TOKIの世界書シリーズの姉妹作品! しかし、繋がっていないので関係ありません。 時神と霊魂で問題が起きている忍の家系である望月家の物語!
昔、保育士をしていた女性(ピッピ)が自宅で外を見ていると、とかげが飛んでいるのを見た。よく見るとそれは竜だった。その竜に連れられて別の世界に行くことになる。竜の背に乗る時変化をしてピッピは子供に変わる。小さな小人の二人組や、人魚たちや、人をさらってきて、機織りをさせる者たちがいた。その世界では、竜は天馬など他の動物に変わったり、大きさが変わったりする。竜は昔、こちらの世界の保育園での児童だった。心の屈折が向こうの世界での存在になっていた。そしてその世界を支配している女王との対決になる。ピッピは向こうの世界では能力が解放されていろいろな体験をすることになる。むこうでの世界が、現実世界での心理的な屈折の解放になるのか…
「元は理想郷の完璧だった世界『シュディアー』 夢も希望も無くしたこの世界では『龍』という巨大災害生物が人口調整をしていた。 だが国同士の争いはなく、『亜人種族』という人間より上位の存在に管理されていたのだ。 スレイプーン王国の王が『勇者召喚』を行なったことで,バランスが崩れてしまう。 勇者鎧を身に纏った七人の勇者は龍を倒してしまい、人を脅かす大きな存在が居なくなってしまった。 ここからスレイプーン王にとって思いもよらない事態が発生する。 勇者達が使命を果たしたのに、元の世界に帰れないのだ。 世界最強の武力を持った勇者達は恐れられ、欲しがられ、それから数年後である。 帰れない勇者達によるスレイプーン王国制圧が始まった……」 これは復讐劇なのかもしれない。 誰の? 誰への?
「カナタさん、わたしはわたしの大切な人を守りたいんです」 小さくてちっぽけな、しかし彼にとっては重たい一歩を踏み出したカナタ。 それでも大差ない生活を始めた彼の下に恩師からの連絡が届く。 意味不明なその文面は穏やかな日々に警鐘を鳴らすもので…… 「迷える星の集う空に(前)」(https://slib.net/74590)の続編
美しさを求めて日々を電車内で過ごすという奇妙な生活を送るようになった左記子。その生活が更に奇妙さを呼び、左記子は怪しげな私鉄で働くようになる──。
TOKIの世界書第四部です。 次で四部は最終話に入ります。 神々の歴史を管理する神、ナオが改ざんされたらしい神々の歴史の謎を解き明かしていく物語です。